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2015 年度 研究成果報告書

DNAメチル化阻害による抗腫瘍因子BRAKの発現制御を介した新規口腔癌治療の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 25463101
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 外科系歯学
研究機関神奈川歯科大学

研究代表者

前畑 洋次郎  神奈川歯科大学, 歯学研究科(研究院), 講師 (80410009)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード口腔癌 / CXCL14/BRAK
研究成果の概要

本研究では, 口腔扁平上皮癌 (HNSCC) を用いてDNAメチル化阻害作用を持つエピガロカテキンガレート(EGCG) による,抗腫瘍ケモカインCXCL14/BRAKの発現上昇作用を検討した。その結果,EGCGは有意なBRAKの発現上昇を示さなかった。そこで,より強力なメチル化阻害剤であるデシタビンを用いて検討した。その結果,BRAKの発現上昇に伴いHNSCCの増殖抑制作用がin vivo で確認された。本研究結果から,メチル化阻害剤もしくはメチル化阻害作用をもつ天然由来成分用いてBRAK遺伝子発現を上昇させ腫瘍増殖の抑制を期待することは,口腔癌治療戦略において非常に有用であると考えられる。

自由記述の分野

歯科薬理学

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公開日: 2017-05-10  

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