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2016 年度 研究成果報告書

口腔扁平上皮癌発生母細胞の同定とその臨床的意義

研究課題

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研究課題/領域番号 25463117
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 外科系歯学
研究機関獨協医科大学

研究代表者

川又 均  獨協医科大学, 医学部, 教授 (70224847)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2017-03-31
キーワード口腔扁平上皮癌 / 発生母細胞 / 口腔粘膜由来 / 唾液腺由来 / 予後 / 治療方法 / マイクロアレイ / クラスタリング
研究成果の概要

6名の口底扁平上皮癌患者の癌組織のmRNA発現パターンを29098遺伝子のマイクロアレイで解析を行った.クラスタリング解析の結果,6症例は口腔粘膜の発現パターンを示し,2症例は唾液腺の発現パターンを示した.さらに口腔扁平上皮癌の発生母細胞を同定する9個の遺伝子を絞り込んだ.9個のマーカー遺伝子を用い,73症例の口腔扁平上皮癌の発生母細胞の同定をPCRにて行った.73症例中12症例が小唾液腺由来であることが明らかとなり,それらの症例は高転移能を有し予後も不良であることが明らかとなった.結論として,口腔扁平上皮癌細胞の発生母細胞を同定することは治療方法を決定する上で有用であることが示された.

自由記述の分野

口腔外科学

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公開日: 2018-03-22  

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