研究成果の概要 |
顎矯正手術の前後に撮影したX線CTデータを用いて手術シミュレーション精度を検討した。三次元セファロ分析と手術シミュレーションは、SimPlantO&Oで行った。シミュレーションの顎骨位置の実際の手術への転写は、専用ジグを用いてX,Y,Z方向の距離を術中に再現した。手術シミュレーションと術後画像との位置合わせは、SimPlantO&O でICP法により行い、STLファイルに出力した。さらに、spGaugeでベストフィット法により位置合わせと精度検証を行った。本法による手術の精度は、平均誤差0.03mm~0.43mmで臨床的に問題のない精度であった。
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