研究成果の概要 |
侵襲性歯周炎患者の血清中のIL-17A、IL-17F量と骨破壊の相関を調べたところ、IL-17A,IL-17Fが高い患者ほど、侵襲は局所的であり、骨破壊は軽度であった。また、ヒト歯肉上皮細胞Ca9-22およびプライマリーカルチャーによるヒト歯肉上皮細胞をIL-17A, IL-17F, LPSにて刺激しmRNA発現を測定したところ、CXCL2, IL-8, β-ディフェンシンのいずれにおいても発現は促進され、LPS存在下ではIL-17AでIL-8とβ-ディフェンシンの更なる発現亢進が認められた。
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