研究課題
口腔顎顔面領域の慢性疼痛を主症候とする疾患には器質的異常を認めず、病因を特定することも困難であるものが存在し、その診断ならびに治療には苦慮することも多い。持続性特発性顔面痛、複雑局所痛症候群、顎関節症Ⅴ型、舌痛症などがこれに該当する。近年、これら疾患は口腔顔面痛として新たに枠組みされ、歯科口腔外科学・歯科麻酔学・歯科心身医学などの学問分野から注目され、病因・病態の解析や新規治療法の開発が鋭意進められているが、未だ解決されていない。本研究は小型脳波センサー・光トポグラフィー併用による時間的・空間的な解析法を用いて口腔顔面痛の病因を明らかにし、病因の解明に至った脳波または画像所見が口腔顔面痛の診断マーカーとして有用であるか否かの検討を行った。
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