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2015 年度 実施状況報告書

舌乳頭萎縮度の客観的評価方法の基準化に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 25463258
研究機関九州歯科大学

研究代表者

柿木 保明  九州歯科大学, 歯学部, 教授 (10420762)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2017-03-31
キーワード舌乳頭萎縮 / 平滑舌 / 舌診
研究実績の概要

前年度までに舌乳頭萎縮度の客観的評価方法について検討する目的で,高齢者と健常成人との臨床的な舌乳頭萎縮度の評価について検討した結果,萎縮,やや萎縮,正常範囲の3グループに分類することが可能となった.また,舌萎縮度を客観的に評価する方法として,表面粗さ測定器を使用して計測を試み,舌粘膜印象において,概ね印象面の表面粗さが測定可能であることが確認できている.
しかし,舌粘膜の撮影による評価方法については,リングフラッシュの装着が可能となるデジタルカメラを使用することで,舌粘膜の撮影は鮮明に行えることが認められたが,舌乳頭の陰影が表出することが困難であり,画像解析に使用することは適していなかった.
そのため,最終年度はライティングを考慮した舌表面撮影法の基準化ならびに画像解析ソフトとの組み合わせにより,表面粗さ測定結果と画像解析結果との相関性を確認し,舌乳頭萎縮度の客観的評価方法の確立を行っていく予定である.

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

2015年11月より,病気療養中のため研究進捗は滞っている.

今後の研究の推進方策

病気療養中より回復できしだい,最終年度に予定していた舌表面撮影法の基準化,表面粗さ測定結果と画像解析結果との相関性の確認,舌乳頭萎縮度の客観的評価方法の確立を行っていく予定である.

次年度使用額が生じた理由

病気療養中であり,研究進捗が滞っているため次年度使用額が生じた.

次年度使用額の使用計画

病気療養より回復できしだい,研究を再開する.また,研究成果の国内・国際学会での発表ならびに論文投稿を行う.

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2015

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 舌乳頭萎縮度の客観的評価方法に関する新たな試み2015

    • 著者名/発表者名
      柿木保明、多田葉子、木村貴之、久保田潤平、久保田有香、村田早苗、藤井 航
    • 学会等名
      第32回日本障害者歯科学会学術大会
    • 発表場所
      名古屋
    • 年月日
      2015-11-07
  • [学会発表] 要介護高齢者における黒毛舌の治療に、漢方薬によるアプローチが有効だった1例2015

    • 著者名/発表者名
      木村貴之、久保田有香、久保田潤平、村田早苗、中村桃子、藤井 航、柿木保明
    • 学会等名
      第32回日本障害者歯科学会学術大会
    • 発表場所
      名古屋
    • 年月日
      2015-11-07

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公開日: 2017-01-06  

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