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2013 年度 実施状況報告書

歯の喪失リスク評価に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 25463272
研究機関大阪歯科大学

研究代表者

神原 正樹  大阪歯科大学, 歯学部, 教授 (90103085)

研究分担者 瀧口 徹  新潟医療福祉大学, 医療経営管理学部, 教授 (80115047)
川崎 弘二  大阪歯科大学, 歯学部, 准教授 (80309187)
土居 貴士  大阪歯科大学, 歯学部, 講師 (20388375)
神 光一郎  大阪歯科大学, 歯学部, 助教 (00454562)
上根 昌子  大阪歯科大学, 歯学部, 研究員 (40388377)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード喪失歯 / リスク要因 / 患者情報 / iPAD / 画像
研究概要

歯の喪失リスク要因を明らかにするために,5軒の歯科診療所を選択し,過去5年間に2回以上来院した患者カルテから,資料収集し,分析を行うことを目的とした研究である.
まず初年度に,資料採取を手書きで行い,情報センターに送付すると研究計画では記載したが,このやり方の手間,労力が多大であり,ミスも起こることから,調査会社に依頼する予定の情報収集の方法を取りやめ,iPADに自作ソフトをインストールし,これに直接,研究協力歯科医師が問診項目の記入をしてもらい,情報をホストコンピューターに送信する方法を採用することを決断し,ソフト開発から取り組むことから開始するように研究計画を変更した.そこで,情報センターに依頼する情報チェックや初期分析費用を,ソフト開発に振り替えた.
このような研究計画の大幅な変更ため,初年度は,問診のソフト開発に時間を要し,また,開発ソフトのiPADへの搭載に際し,Apple社への申請,許可が必要となり,このことにも時間を要したため,ソフト搭載iPADの完成したのがH26年1月であった.同時に,このiPADには専用の付属カメラを試作装着固定し,画像採得ができるようにした.
倫理審査委員会の審査は,大阪歯科大学で受け,許可を受けた.
そこから,協力歯科診療所を5軒から6軒に増やして選択し(金沢,新潟,浦和,浦和,大阪,西宮),研究内容の概要説明,機器の使用説明,文書の配布を,新潟,東京,大阪の3箇所で行い,H26年4月から資料採得を開始することにした.その前に,予備使用の際における疑問や修正点,確認事項に関して,ネット会議で解決するよう試みた.

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

手書きでの入力から,新たにiPADを利用した問診入力方式及び画像採得方式に計画を変更したため,そのソフト開発およびカメラの開発に時間を要したため,初年度に企画した患者からの資料採得はできなかった.この試作装置の開発に当たり,患者情報取得項目の検討,とくに全身情報と口腔保健情報については,日本歯科医師会地域保健委員会再生の内容およびFDIでのOral Health Improvement Card情報を参考にした.
しかし,初年度で,ソフト開発,iPADへのインストール,付属カメラの開発は完了した

今後の研究の推進方策

初年度に資料および画像採得システムの開発が終了したため,本年度は協力歯科医院からの患者情報の蓄積を行う予定である.これにより,データ分析の段階にすすめるものと考えている.
なお,途中に4ヶ月に1度の割合で,ネット会議を開催し,実施上の問題点について検討する予定である.

次年度の研究費の使用計画

ネット会議で会議を行ったため,旅費の使用が少なかった.
会議を実施する機会があれば,会議に使用する予定である.

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公開日: 2015-05-28  

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