看護師が自己のコミュニケーションを自己評価できるツールの開発を行った。最初にツールに使用するメッセージ発信場面の映像を3場面制作した。それぞれの場面を見て取得情報と情報処理を入力する回答ツールを作成し調査を実施した。回答には個人差があり、場面の有用性が示唆された。次に得られた回答から個人の傾向が把握できるどうかを検証するために、プロセスレコードの分析結果と比較した。まだいくつかの課題はあるが、自己評価ツールによって個人の情報取得と情報処理の傾向が把握できることが確認でき、実用化に向けて一歩前進した。
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