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2013 年度 実施状況報告書

日本における外国人看護師の異文化適応

研究課題

研究課題/領域番号 25463315
研究機関首都大学東京

研究代表者

石川 陽子  首都大学東京, 人間健康科学研究科, 准教授 (40453039)

研究分担者 小柳 志津  首都大学東京, 国際センター, 准教授 (20376990)
成瀬 和子  神戸市看護大学, 看護学部, 准教授 (70307122)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード外国人看護師 / 異文化適応
研究概要

文献研究の結果、アジアにおける保健福祉人材の異文化適応に係る研究は極めて少ないことから台湾の実態について現地調査を行った。台湾ではフィリピン、インドネシア、ベトナムから介護施設に介護士が就労していた。ドメスティックヘルパーとして雇用されている海外労働者も在宅療養者の介護に携わっていた。就労継続している者は言語取得は充分ではないが労働環境には概ね満足していた。
在日外国人看護師への調査のステップとして、調査項目を決定するためのインタビューを行った。異文化への適応には言語取得が大きな要因であること、職場から宗教への配慮は受けているが宗教的課題に直面する頻度、反応は個人の宗教への敬けんさという要因が大きいことが予測された。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

過年度の研究結果の発表に時間を要したため、文献研究および分担研究者との会議開催が遅れ、インタビュー内容を確定する時期が遅れた。

今後の研究の推進方策

平成25年度に実施したインタビューを拡大し調査項目の確定を行う。医療機関での調査が困難である場合には対象をEPAにより来日した介護福祉士・介護福祉士候補者、中国人看護師に拡大し調査を進める。

次年度の研究費の使用計画

過年度の研究成果のまとめに時間を要し今年度の計画が遅れているため。
研究補助者を雇用し文献調査、書類作成等を効率的に進める。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2014 2013

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] Issues in accepting foreign nurses in Japan2014

    • 著者名/発表者名
      ISHIKAWA Yoko
    • 雑誌名

      Inovative Nursing Journal

      巻: 2 ページ: 35-36

  • [学会発表] 経済連携協定(EPA)により来日した外国人看護師が抱える課題2013

    • 著者名/発表者名
      石川陽子
    • 学会等名
      第23回日本保健科学学会学術集会
    • 発表場所
      首都大学東京荒川キャンパス(東京都 荒川区)
    • 年月日
      20131005-20131005

URL: 

公開日: 2015-05-28  

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