本研究は、看護学生が食生活を記録し、自己の生活を評価する過程を通して、生活調整能力を育成するための、パソコンで活用できる学習教材の開発を目的とした。 学習教材は、四群点数法を基に、食事内容を効率的に記録するレコーディング機能とバランス等を示すモデリング機能を備えた食生活モニタリングフォーム、食生活モニタリングクイズなどの自己評価用コンテンツで構成される。試作した教材の評価は、<食生活の四群のバランス評価><3食の量とバランス評価><フォーム記入の簡便さ><結果の整理の簡便さ><一部の調理の記入の難しさ>の内容があった。これらの評価から改善を行い、学習教材を作成した。
|