モデルの開発においては自意識尺度、多次元共感性尺度、援助規範意識尺度、死に対する態度改訂版日本語版尺度、独自に作成した質問紙の看護学生の患者に対する死の認知、属性、死についての経験を調査した。モデルは、公的自意識、私的自意識、被影響性、他者指向的反応、想像性、視点取得、自己指向的反応、死の恐怖、死の回避、死にゆく患者へのケア、死にゆく患者への思いの構成概念から成立し、モデルとして妥当な指標が得られた。 モデルの検討から死につて話し合うことの有用性が示唆され、教育プログラムでは死についての経験や家族の見取りなどについてディスカッションをした。介入群は、非介入群に比べ望ましい方向に変化した。
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