| 研究課題/領域番号 |
25463344
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| 研究機関 | 大分県立看護科学大学 |
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研究代表者 |
伊東 朋子 大分県立看護科学大学, 看護学部, 准教授 (30305841)
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| 研究分担者 |
松成 裕子 鹿児島大学, 医学部, 教授 (00305848)
秦 さと子 (小野 さと子) 大分県立看護科学大学, 看護学部, 講師 (10443897)
折山 早苗 県立広島大学, 保健福祉学部, 教授 (20457203)
品川 佳満 大分県立看護科学大学, 看護学部, 講師 (30347702)
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| 研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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| キーワード | BIS / 自律神経活動 / 概日リズム / 深部体温 |
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| 研究概要 |
筋萎縮性側索硬化症(ALS)は原因不明の神経難病であり、終日、床上で過ごすことを強いられ、筆者が行った睡眠実態調査では、就寝中の吸引や体位変換等で、不眠を訴える者は60％以上であり、眠剤を服用している者は70％以上であった。睡眠障害は切実な問題であるが、睡眠状態を簡便に測る方法は未だ確立されていない。本研究の目的はALS患者の睡眠評価方法として、催眠レベル測定機器(Bispectral index:BIS)を用いた方法を確立することである。
そこで、本年度は、実験の方向性を策定し、パイロットスタデイを行った。在宅のALS患者5名を被験者として、夜間睡眠の状況をBISおよび、自律神経活動の評価法として心拍変動で測定した。パイロットスタデイとして、24時間の計測は次年度に実施することになったが、BIS解析データと自律神経活動データ(心拍)から、睡眠を評価することの信頼性、妥当性について検討した。
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| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
24時間のBIS測定と自律神経活動の評価法として心拍変動測定は未実施であるが、次年度実施予定のALS入院患者での測定で24時間計測を入れて補う予定である。
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| 今後の研究の推進方策 |
在宅で実施したパイロットスタディの結果を基に、計画修正を行う。その計画に基づき、今後は入院患者を対象にBIS測定、心拍測定、睡眠時および覚醒時脳波測定を行い、脳波との関連性についても検討する。
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| 次年度の研究費の使用計画 |
他府県において実施予定であったパイロットスタディの年齢、疾患の進行度が同程度である在宅の被験者確保が難しく、他府県での研究が困難であった。
翌年度分の請求助成金は35000円を予定しているが、前年度の残額50000円と合わせた金額85000円を使用額として、実験を行う予定である。在宅での患者だけではなく病院等の施設にいる被験者を対象にした研究を早期に着手する予定である。
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