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2013 年度 実施状況報告書

ドレーン・チューブ固定のための看護ケアアルゴリズムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 25463346
研究機関北海道医療大学

研究代表者

唐津 ふさ  北海道医療大学, 看護福祉学部, 講師 (20285539)

研究分担者 西村 歌織  北海道医療大学, 看護福祉学部, 講師 (20337041)
杉田 久子  北海道医療大学, 看護福祉学部, 准教授 (90316258)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2017-03-31
キーワード看護ケアアルゴリズム
研究概要

本研究の平成25年度研究課題はドレーン・チューブ挿入部位を固定するに至る看護師のアセスメントと固定方法のデータベースを作成である。
当初予定した研究施設とは異なる施設となったが、13名の看護師の協力を得てデータ収集を行った。固定の場面を撮影したデータと共に、得られたインタビューの内容はデータ化されている。
本研究に先立って行った予備調査の分析から、治療目的達成のために抜去しないような固定をするためのアセスメントの視点をもつ一方で、挿入中の患者の安楽さを保持する視点をもつなど、治療と患者の生活の両側面にアセスメントの視点をおいていたことが明らかになった。この結果を分析の視点とし、現在、データベース作成のための分析の進行中である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

当初研究依頼を予定していた施設とは異なる施設に新たに依頼を行わなければならなくなり、データ収集開始に至るまでに時間を要した。そのため、データの分析が遅れ、その結果、アセスメントのポイントとその内容を抽出する点にやや遅れが生じている。

今後の研究の推進方策

今年度は調査対象施設を広げ,複数の施設において前年度と同様に,ドレーン・チューブ挿入部位を固定するための物品選択から固定終了に至るまでのプロセスの中での,アセスメントのポイント,そのアセスメントの視点とその内容の抽出を行う予定である.
施設が複数,かつ広範囲にわたることが予測されるため,研究補助者等を活用しながら円滑にデータ収集が進むような工夫が必要となってくる.

次年度の研究費の使用計画

研究を推進するにあたって皮膚排泄ケアの認定看護師などの専門家に専門知識の提供を受ける予定で,日程調整を図っていたが,双方が折り合わず次年度へと持ち越しとなってしまった.また,データおこしを外部へ発注したため,補助者への謝金が発生しなかった.
次年度に持ち越した使用額については,専門家からの知識提供と研究の除者への謝金で使用する予定である.
専門家による専門知識の提供については現在日程調整中であり,早々に実現する予定である.また,今年度は研究施設が複数にわたるため,研究補助者の協力を得ながら円滑に進めるようにすることが必要である.

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公開日: 2015-05-28  

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