要 旨 目的:上級看護管理者のキャリア形成過程にみられる,自己効力感を印象的な出来事から分析することで要因を明らかにし,今後の看護管理教育の示唆を得ることを目的とする。方法:上級看護管理者に対して半構造化インタビュー調査を実施し,質的帰納的分析を行った。結果:上級看護管理者のキャリア形成過程と自己効力感に繋がった要因は【上司との出会い】【看護管理者に推薦され承認された経験】【教育,研修】【職務】の4つのカテゴリーであった。結論:自己効力感は,この4つのカテゴリーを含み看護管理者教育への必要性が示唆された。
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