看護教員と実習指導者が臨床実習教育で直面する倫理的ジレンマと意思決定に関する研究

2014 年度 実施状況報告書

• 研究課題/領域番号: 25463379
• 研究機関: 京都橘大学
• 研究代表者: 植村 由美子 京都橘大学, 看護学部, 専任講師 (00363846)
• 研究分担者: 大島 弓子 豊橋創造大学, 保健医療学部, 教授 (50289758)
• 研究期間 (年度): 2013-04-01 – 2017-03-31
• キーワード: 看護倫理 / 看護学実習

研究実績の概要

2014年度は、その前年度に行た研究方法の検討、ならびに、収集したプレデータの分析を行った。
その結果、データ収集方法として、半構成的質問紙を作成したが、対象者のキャリアにより、語る内容が異なっていたことがわかった。また、定義が漠然としており、対象者が語りにくい部分があったため、修正の必要を検討した。分析においては、データが多様であるため、研究者の意図するデータを得るための方法、例えば、対象者を絞ることが必要だと判断した。そこで、研究方法の修正が必要と判断し、文献の再検討を行った。

現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

全仕事時間における、校務のエフォートが大きくなったため、研究エフォートが計画より少なくなってしまったことが理由と考える。

今後の研究の推進方策

2015年度は、前年度に研究方法の修正を行ったため、文献の再検討を行っており、その結果をもって、研究方法の修正を行う予定である。修正した研究方法にもとづき、本調査のデータ収集から分析を行う。また、研究期間の延長を考えている。

次年度使用額が生じた理由

2014年度は、研究があまり進まなかったため、研究費の使用が少なかった。そこで、当初の2014年度分の計画を2015年度に予定するため、変更となる。
2014年度は、研究分担者との打ち合わせは、他の用務と重ねて行ったため、交通費の支出も計上することなく行えた。2015年度は、交通費の支出も計上する予定である。

次年度使用額の使用計画

主に、データ収集（インタビュー）の交通費とその謝礼、テープ起こし、等に経費がかかると想定している。