本研究は子供を持つ乳がん患者に対する対面式のサポートグループとインターネットを利用したサポートグループを併用した複合型サポートグループプログラムを開発することを目的とする。このプログラムを開発するために、外来化学療法を受ける乳がん患者の子供への思いについて調査した。また、乳がんと診断された女性患者がインターネットからどのような情報を得ているのか、またインターネットからの情報利用に伴う利点と困難さについて明らかにした。これらの結果をもとに、複合型サポートグループプログラム実施のためのホームページ【子育て中の乳がん患者のためのコミュニティサイト~スマイリングマミー~】を開発した。
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