研究成果の概要 |
成人期の女性糖尿病患者を対象に「交流会」の開催を試みた。交流会の各プログラムは、ヨガ,メイクセラピー,お菓子作り,患者間の交流,医療者との情報交換で構成した。評価は、「基本属性」、初回参加前と2回目終了後に「包括的健康関連QOL尺度SF-36日本語版(Ver2)」(以下SF36)、「POMS短縮版」および「糖尿病自己効力感尺度」の質問紙調査にて行った。各回参加後に交流会への自由意見を調査した。交流会へ参加した前後、「SF-36」の「精神機能」が向上し、「POMS短縮版」の「緊張感」や「不安感」も軽減した。また、意見では、ヨガとメイクセラピーは精神的ストレスの軽減に寄与したと考えられた。
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