慢性疾患セルフマネジメントプログラムの介入の効果メカニズムについて検討するために、膠原病患者を対象とし、ストレス関連のQOL調査と介入前後の気持ち・行動の変化についてインタビュー調査を行った。 その結果、すべての質問紙調査や疾患活動性の項目において有意差は認められなかった。一方、介入前後の気持ち・行動の変化に関連する記述を分析した結果、71のコードが抽出され、27のサブカテゴリ―、『受講前の病気に対する否定的な考え方』『病気や症状のカミングアウト』『人との出会いと分かち合い』『他人の変化の体験』『家族への関わりの変化』『やりたいことを達成したことによる自信』など8つのカテゴリーに分類された。
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