研究課題
基盤研究(C)
本研究は、外来における自閉症スペクトラム障害を含む発達障害児への看護実践を目指す研修プログラムを開発することを目的とした。保護者が必要としている看護支援は、待合室での配慮と、子どもがもつ感覚特異性と通常の感覚との差異と対処であった。看護師は、自閉症スペクトラムの子どもへの対応に困難を感じており、具体的な対応について学ぶ機会を必要としていた。これらの結果より開発した研修プログラムは、子どもの示す行動の具体例の提示と子どもの実感を交えて説明することで、障害理解が促進されることが示された。
小児看護学