研究目的1「産後うつ病を発症した母親の体験を明らかにする」産後うつ病を発症した母親のパートナー4名に半構造化面接を行い、質的帰納的分析を行った。2ケタのデータ収集を計画していたが、データ目標数から下回ったが、対象者の語りから産後うつ病を発症した母親の家族(夫)は他者へ助けを求めず、困難感を抱え込む傾向にあること、産後うつ病を発症した家族の受け止めと家族調整に関する特徴的なカテゴリーが得られた。 研究目的2「産後うつ病を発症した母親の家族の体験とケア・ニースから、子育て期の家族へのメンタルヘルスに着目した支援モデルを構築する」研究会を立ち上げ、計13回研究会を開催し、多職種連携基盤ができた。
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