発症2年以内の小児1型糖尿病患者(メンティー)7名と、青年期患者(メンター)4名を対象に、開発したeメンタリングを用いた教育プログラムを活用した介入を1年間行い、その効果を検証した。メンティーの糖尿病セルフケア行動尺度得点は、介入前55.0点、3か月後54.8点、12か月後51.8点、糖尿病自己効力感尺度得点は、介入前54.8点、3か月後53.8点、12か月後55.0点といずれも有意な得点の上昇は認めなかった。しかし、「助けがあるので学校でうまくやっていける」「アドバイスされた新しいことをやってみようと思う」など、メンターからのアドバイスを受けて自己管理で新たな方法に臨むなどの効果が示された。
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