中学校養護教諭と助産師の2職種間連携を主軸とした「思春期の性に関する子育て支援プログラム」の開発と評価を行った。保護者へのグループインタビューやアンケート調査結果から年4回の座談会と年1回の講演会を開催した。座談会や講演会の参加者からは高い評価を得たが、参加者数が増えないという課題があった。参加できない保護者への支援と、参加者が講演等の内容を他者に伝えやすくすることを目的に、思春期の子育てパンフレットを作成して、全校生徒の保護者に配布した。8割を越える保護者がパンフレットは役立つと評価した。保護者の6割が子どもに、5割が父親または母親にパンフレットを見せたいと思っていた。
|