本研究の目的は、精神障がい者の家族のFamily Resilienceを明らかにし、精神障がい者を家族員にもつ家族への効果的な看護支援方法の開発を行うことである。 精神障がい者の19家族を対象とした面接から、73の精神障がい者の家族のFamily Resilience特性が明らかになった。精神科看護師8名を対象とした面接から、精神障がい者の家族のFamily Resilienceを促進する25の看護支援方法が明らかになった。明らかになった特性は、精神障がい者の家族を支援する際のアセスメント視点として、また、看護支援方法は支援モデルとしての活用が可能である。
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