研究課題/領域番号 |
25463517
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研究機関 | 東京医科大学 |
研究代表者 |
藤本 薫 東京医科大学, 医学部, 准教授 (10310476)
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研究分担者 |
高橋 真理 順天堂大学, 公私立大学の部局等, 教授 (20216758)
眞茅 みゆき 北里大学, 看護学部, 准教授 (60415552)
宮内 清子 東京女子医科大学, 看護学部, 講師 (40459649)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 更年期女性 / 健康行動 / セルフコーチング / Webベース・サポート / 健康教育 |
研究実績の概要 |
本研究はweb-basedのサポートにより、更年期女性が自己の健康行動をセルフコーチングし、健康促進の効果について評価を行う。 平成25年度(1年目)は、まずインターネット上で更年期に関する情報がどのようなサイトから発信され、活用されているのかを検討した。その結果、サイト管理者または記事は専門家が監修しているサイトが多く、情報の提供型が主であった。これらのことをふまえ、平成26年度はweb-basedのサポート方法を検討した。更年期世代の多機能携帯普及率約5割、インターネット利用率約9割と多機能携帯やパソコンの利用率は高いことから、介入群には63日間にわたり、毎日のメールおよびホームページの更新にて情報発信していく予定である。内容は、更年期の心身の変化、運動、食事、睡眠、ストレス対処など健康行動に関する情報提供に加え、健康行動の目標設定方法や継続していくためのセルフコーチングのワークを組み込む。参加者は情報を受け取るだけでなく、毎日の簡易記録や1週間ごとの振り返りを送信することができ、双方向のやりとりも可能な内容である。現在、63日分の記事および動画を作成中である。 すでに所属機関における看護研究倫理委員会の承認を受諾しており、システムが完成次第、プレテスト、本調査を行う予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
Webのシステム作成に関する検討および63日分の原稿作成と依頼、動画の撮影等、コンテンツ作成が予想以上に時間を要した。今年度は介入調査に入る予定であったが、まだ調査が開始できていない。研究目的の達成度は4割程度である。
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今後の研究の推進方策 |
Webのシステム作成は、現在9割程度作成できている。完成次第、プレテストを行い、本調査を開始する予定である。、
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次年度使用額が生じた理由 |
当該年度より、調査開始予定であったため、測定用具(歩数計等)の購入予定であった。しかし調査開始に至らなかったため、購入していない。次年度購入予定である。
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次年度使用額の使用計画 |
測定用具の購入(主に歩数計10台)
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