研究課題/領域番号 |
25463520
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研究種目 |
基盤研究(C)
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
中村 幸代 慶應義塾大学, 看護学部, 講師 (10439515)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 冷え症 / 妊婦 / セルフケアプログラム / ランダム化比較試験 |
研究概要 |
1.目的:本研究は、冷え症である正常経過の妊婦を対象に、妊婦の冷え症がもたらす異常分娩を予防するための、サスティナビリティの高いセルフケア支援プログラム「【自宅でできる】冷え症改善パック」を作成し、冷え症の改善への有効性を評価することである。 2.本年度の目標:2014年度のデータ収集にむけての準備ができることである。 文献検討・HPの作成、プログラム開発、アウトカム測定用具の検討・準備、研究方法の具体化などを実施した。 3.主な実施内容 ①文献検討・HPの作成:研究公開サイトを作成した。http://plaza.umin.ac.jp/hiesho/index.html、②プログラム開発:具体的なプログラム(案)を計画した。1つめは、衣類:レッグウォーマの着用の有無、2つめは、運動:妊婦のための冷えとりエクササイズ0~3回、3つめは、ツボ押し:湧泉3分間押すである。③アウトカム測定用具の検討・準備:サーモグラフィー(1台)の購入と使用準備、赤外線サーモグラフィ FLIR E8を購入した。また、プログラム実施管理専用アプリケーションの開発を行っている途中である。 4.研究方法の具体化:研究デザインはRCTで行う。また、倫理審査委員会への申請準備では、質問紙の作成、ハンドブックの作成、施設お願い文の作成を開始している。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
2014年度のデータ収集にむけて、準備が順調に進んでいる。5月に行われる本学の倫理審査委員会に提出する書類を準備中である。
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今後の研究の推進方策 |
2014年度の取り組む具体的な準備は、倫理審査委員会への申請と承認、質問紙の作成とアプリの作成である。そして、冷え症改善パックのパイロットスタディを行う。 また、夏ごろから施設への研究協力の依頼を行い、秋にはデータ収集を開始する。
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次年度の研究費の使用計画 |
次年度にデータ収集のための物品を多く購入するため ツボ押し棒:200個 レッグウォーマー:200足
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