研究成果の概要 |
本研究は、高齢者虐待における主介護者と被介護高齢者間の共依存関係に焦点をあてた看護ケアプログラムの有効性を検証することを最終目的とした。訪問看護師は、共依存点数が20点以上の主介護者は、20点未満の主介護者より、被介護高齢者を思い通りにすることができるという考えのもと支援を行っていたとことに有意な差があった(P=6.459 a,P>0.05 )。共依存点数が20点未満の主介護者の方が、訪問看護師は両価的感情を持っていると認識していた(P=8.263 a,P>0.05) 。介護にこだわりがない主介護者は、第三者を大いに頼りにしていた(P=6.794a,P>0.05) 。
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