研究課題
基盤研究(C)
本研究は、介護保険施設のケア提供者の道徳的感受性を高め、かつ高く保持するためにアクションリサーチを用いた教育的介入を実施し、継続的に評価することを目的とする。研究の第1段階では介護保険施設の看護職を対象にした質問紙調査を行い、道徳的感受性と多次元共感性尺度との間に弱い相関があることが示された。第2段階のアクションリサーチでは、介護保険施設の多様な選択場面において意思表示が困難な認知症高齢者をいかに支援し、意思決定するのか等の課題が明らかにされた。
老年看護学