本研究の目的は、介護者のエンハンスメント・プログラムの評価を行うことである。今回は、これまでの介護領域である「心配事の解消」「食事の介護」「暮らしのリズムを整える」に加えて、「最期の意思を支える」を開発した。全てのプログラムにおいて、看護職を対象としたファシリテーター養成プログラムを開発し実施した。さらに、受講後のプログラム評価のアンケートを開発および洗練化するとともに、プログラム参加前後、参加2週間後、参加4週間後、参加8週間後にGSES(一般性セルフエフィカシー尺度)、Zarit介護負担尺度日本語版の短縮版(J-ZBI_8)の調査を実施した。
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