研究代表者は、音楽療法と運動療法を組み合わせた音楽運動療法を開発し、介護予防やリハビリ事業として10年以上複数の施設において実施し、機能維持や機能改善に効果を上げてきた。 音楽運動療法プログラム参加高齢者の心身に及ぼす効果を検討したところ、単回では、活性度や快適度が増加し、唾液pHの増加、唾液ストレスホルモンの減少が見られ、継続後には、全体的健康感や活力が増加し、姿勢、柔軟性が改善し、音楽に合わせた体操は気軽で、仲間と共に楽しく継続できたことが判明した。 そこで研究代表者は、様々な音楽と部分運動、全身運動を起用して、高齢者が楽しみながら無理なく実施できる音楽運動療法のDVD視聴覚教材を作成した。
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