研究課題/領域番号 |
25463594
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研究機関 | 金沢医科大学 |
研究代表者 |
前田 修子 金沢医科大学, 看護学部, 教授 (70336600)
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研究分担者 |
滝内 隆子 岐阜大学, 医学部, 教授 (10289762)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 訪問看護 / 膀胱留置カテーテル管理 / 在宅 / プロトコール開発 |
研究実績の概要 |
本年度は、『訪問看護における膀胱留置カテーテル長期留置者カテーテル閉塞予防プロトコール』作成を目指して、平成25年度に行った文献レビューの結果をもとに、調査を行った。調査は、プロトコール作成のためのカテーテル閉塞に関する基礎調査であり、目的は①在宅の膀胱留置カテーテル長期留置者におけるカテーテル閉塞予防のためのカテーテル管理状況、カテーテル閉塞要因の有無、カテーテル閉塞発生状況、カテーテル閉塞発生時の訪問看護師の対応状況について明らかにする。②在宅における膀胱留置カテーテル長期留置者におけるカテーテル閉塞発生への影響要因(カテーテル管理実践状況、カテーテル閉塞要因)を明らかにする。の2点である。 調査は、研究協力の同意が得られた訪問看護ステーションの管理者28名に、各訪問看護ステーションにおける在宅におけるカテーテル長期留置者の抽出ならびに調査用紙の記入を依頼した。調査期間は、対象データ収集期間は、2014年10月~2015年1月であった。 結果、カテーテル閉塞予防のためのカテーテル管理状況、カテーテル閉塞要因、カテーテル閉塞発生状況、カテーテル閉塞発生時の訪問看護師の対応状況が明らかになり、プロトコールに含む内容が整理できてきたところである。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
調査実施、データ収集はやや遅れていたが、年度内に終了することができた。
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今後の研究の推進方策 |
プロトコール作成のためのカテーテル閉塞に関する基礎調査の結果をもとに、プロトコール開発を行う。プロトコール開発のための専門家からの助言指導予定、訪問看護実践家との研究会議等を予定している。今年度は、下案作成、専門家・実践家との協議を踏まえて、プロトコールを開発し、実施・効果検証を目指す予定である。
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