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2014 年度 実施状況報告書

配偶死別後の独居高齢者のスピリチュアリティ支援プログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 25463602
研究機関宇部フロンティア大学

研究代表者

生田 奈美可  宇部フロンティア大学, 人間健康学部, 准教授 (70403665)

研究分担者 廣瀬 春次  山口大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (30181209)
弓山 達也  大正大学, 人間学部, 教授 (40311998)
梅木 幹司  至誠館大学, 社会福祉学部, 講師 (50572195)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワードスピリチュアリティ / 高齢者 / 配偶者喪失 / 独居 / 死別
研究実績の概要

配偶者との死別を経験した独居高齢者のスピリチュアリティ支援のプログラムを開発するために、当該年度においては、研究代表者が開発した配偶死別高齢者スピリチュアリティ尺度:Spirituality Assessment Scale of the Elderly Bereavement who have Lost Spouse(以下SAS-EBLS)を用い、アンケート調査を実施した。
調査項目は、SAS-EBLSと、WHO-5精神的健康状態表である。現在、対象者に調査票を、訪問看護ステーションから対象者へ配布して頂いており、現在調査票の回収を行っている。回収は研究代表者に郵送で送付してもらうこととし、回収後の調査票について、順次データ入力を行っている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

平成26年度においては、配偶者との死別後、独居となった65歳以上の高齢者を対象とし、量的調査を実施した。
調査票の回収の締め切りを平成27年7月としており、全国的規模での配布であるため、郵送での回収が終了はしていないが、随時データを入力し、7月以降分析に入ることとしている。
よって、調査の現在までの達成度はおおむね順調に進展しているといえる。

今後の研究の推進方策

配偶者との死別を経験した独居高齢者のスピリチュアリティの実態を記述統計で集計するとともに、精神的健康度との関連を検討する。また、平成27年度計画として挙げている配偶者との死別を経験した独居高齢者のスピリチュアリティ介入モデルの作成にあたり、研究代表者が考える仮説のスピリチュアリティ観察モデルにデータをあてはめ、評価する。最終的に、配偶者を亡くした独居高齢者の臨床応用の方向性と具体的方法について、スピリチュアリティからとらえた見解を提示していく。

次年度使用額が生じた理由

配偶者喪失後の独居高齢者に配布した、調査票の回収が終了しておらず、データ入力に関わる人件費・謝金の支出が少なくなっているとともに、調査のための研究旅費の支出が計画していたものより少なかったため。

次年度使用額の使用計画

回収終了後、データ入力に関わる人件費を支出するとともに、研究打ち合わせやデータ収集、学会発表に関する旅費での使用を本年度は計画する。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2014

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 配偶者を亡くした高齢遺族のスピリチュアリティへの回想法の効果に関する研究2014

    • 著者名/発表者名
      生田奈美可 宮崎博子
    • 学会等名
      日本臨床死生学会
    • 発表場所
      川崎産業振興会館(神奈川県川崎市)
    • 年月日
      2014-11-29 – 2014-11-30

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公開日: 2016-05-27  

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