平成28年度には、平成27年度に行った発達障害児支援プログラムの効果検証を行った。 プログラム参加者8名と発達支援センター職員および理学療法士に半構造面接を行った。児は【人に対する意識】や【共感を求める姿勢】の芽生えから【表情の変化】や【バランスの改善】などの変化が見られ、保護者からは一様に【児の様子を客観的に捉える】ことができるようになったが、児を【トータルにみてくれる人がほしい】というニーズが抽出された。発達支援センター職員からは療育場面と自宅の児の様子の違いや、保護者から【育児の相談】や【家族問の問題】の相談が出現し、個別支援の必要性と共に、専門職間の連携によるトータルな関わりの必要性を実感したことが明らかになった。
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