研究課題
基盤研究(C)
転居高齢者の転居後の身体・心理・社会的状態の特徴を明らかにすることを目的に、質問紙調査を実施した。地元高齢者に比較し、転居高齢者には介護予防の必要性が高い者が多く含まれていた。また①年齢が高い者、②転居前の家族構成が独居以外の者、③転居先の生活環境を知らなかった者、④転居後に趣味をやめた者が転居後の要介護度を悪化させていた。ライフ・ライン・メソッドを用いた調査結果から、転居先の生活に「辛うじて適応している」状態になったのは、平均で1年以上2年未満であることが明らかになった。
公衆衛生看護学