研究課題/領域番号 |
25500008
|
研究機関 | 札幌医科大学 |
研究代表者 |
船木 祝 札幌医科大学, 医療人育成センター, 准教授 (60624921)
|
研究分担者 |
旗手 俊彦 札幌医科大学, 医療人育成センター, 准教授 (00198748)
山本 武志 札幌医科大学, 医療人育成センター, 講師 (00364167)
粟屋 剛 岡山大学, 医歯(薬)学総合研究科, 教授 (20151194)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
キーワード | 独居高齢者 / 高齢者医療 / 地域医療 / 自立と依存 / サクセスフルエイジング / 終末期医療 |
研究実績の概要 |
3年目となる平成27年度は、これまでの研究の集大成の年として、昨年度の海外での調査及び学会報告をまとめるとともに、研究成果を医療者、研究者及び市民に発信することを目指した。(1)7月、船木と旗手は北海道生命倫理研究会第7回セミナーにおいて、「老いとともに生きるために」という演題で研究報告をした。(2)8月、日本生命倫理学会ニューズレターNo.58で、本研究を含む「北海道生命倫研究会」の活動内容が掲載された。(3)8月、釧路国際生命倫理サマースクールにおいて、船木は、市民向け公開シンポジウム「老いを考える-高齢者医療・福祉の問題-」を企画し、報告した。当サマースクールの内容は、8月30日付けの北海道新聞で紹介された。(4)本調査研究の成果が、8月21日付けの北海道医療新聞において、「独居高齢者を支えている精神的・社会的状況」という標題で紹介された。(5)10月『北海道生命倫理研究』特集号において、山本は、昨年度のシカゴにおけるアメリカエイジング学会での報告を最新の老年社会学の観点からまとめた。船木は、昨年度のドイツ及びバングラデシュの独居高齢者の現状に関する調査インタビューの内容を翻訳、及び解説した。(6)11月、船木は第12回東区北区内科臨床談話会における招待講演において、「老いを考える-慢性疾患と高齢者医療・福祉」という演題で報告した。(7)11月、船木は第21回日本臨床死生学会大会シンポジウム「遺された人と『悲しみ』を分かち合うために」において、パネリストとして、死別に苦しむ一人暮らし高齢者を支える社会について報告した。(8)11月、本研究グループは第27回日本生命倫理学会年次大会において、シンポジウム「独居高齢者問題に関する哲学、倫理学的、社会学的、法学的考察」を企画し、報告した。(9)12月、医療従事者および市民の参加を募り、北海道生命倫理研究会主催の公開セミナー「老いとともに生きる社会」を企画し、報告した。
|