研究課題/領域番号 |
25501020
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
佐々木 一彰 日本大学, 経済学部, 講師 (20329915)
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研究分担者 |
藤本 光太郎 大阪商業大学, 付置研究所, 研究員 (10601114) [辞退]
中條 辰哉 大阪商業大学, 付置研究所, 研究員 (90411470)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 観光 / ホスピタリティ / カジノ / IR(Integrated Resort) / 統合型リゾート / ギャンブル / 依存症 / 遊び |
研究実績の概要 |
平成27年6月11日に日経BP社より佐々木一彰、仁木一彦監訳でダクラス・M・ウォーカー著『カジノ産業の本質 社会経済的コストと可能性の分析』を出版した。また、平成27年8月9日、第24回日本ホスピタリティ・マネジメント学会全国大会において自由論題「カジノのコストとベネフィット」について報告を行った。また、平成27年11月14日の日本ホスピタリティ・マネジメント学会関西部会においては「カジノ(IR)のホスピタリティ・マネジメント」というタイトルで報告を行っている。平成27年6月11日に発行された翻訳書(佐々木、仁木が監訳)はカジノについて極力感情を排し学術的な面からカジノのコストとべネフィットの検証を行っている日本で初めての翻訳書であり、カジノ研究に携わっている産、官、学にかなりのインパクトを与えた。第24回日本ホスピタリティ・マネジメント学会全国大会における報告は上記翻訳書の理論を適用し具体的な米国のカジノと地域社会について分析を行っており、緻密に計画し、厳密に管理すればカジノのもたらすべネフィットはコストより大きい事が実証された。また日本ホスピタリティ・マネジメント学会関西部会においてはカジノがそれらを取り巻くステークホルダーとの間でホスピタリティの推進を行っている事実を理論および実践の面より検証し、カジノはそれが存在する地域社会を主とするステークホルダーにホスピタリティの推進を行っている事実が判明した。
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