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2015 年度 研究成果報告書

呼吸器疾患の発症における脂肪酸分画および脂肪酸代謝酵素の病態意義

研究課題

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研究課題/領域番号 25504002
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 統合栄養科学
研究機関群馬大学

研究代表者

松井 弘樹  群馬大学, 保健学研究科, 講師 (20431710)

研究分担者 横山 知行  群馬大学, 大学院保健学研究科, 教授 (70312890)
連携研究者 倉林 正彦  群馬大学, 大学院医学系研究科, 教授 (00215047)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード脂肪酸分画 / 触媒酵素 / 肺線維症 / 肺気腫
研究成果の概要

Ⅱ型肺胞上皮細胞は肺サーファクタントの生成に関与し、肺機能の維持に重要な役割を示すことが知られている。肺サーファクタントは約90%が脂質で構成されているが、脂質組成の変化と呼吸器疾患の病態意義に関してはほとんど知られていない。我々は肺における脂肪酸組成と、飽和脂肪酸を不飽和脂肪酸に変換するSCD1、飽和、不飽和脂肪酸の鎖長伸長に関与するElovl6という、2つの脂肪酸触媒酵素に着目した。我々の結果から、Ⅱ型肺胞上皮細胞における脂質組成の変化が肺線維症や肺気腫の発症・進展に重要な役割を示すことが明らかとなり、SCD1、Elovl6が新規の予防・治療のターゲットになりうる可能性が示唆された。

自由記述の分野

脂質代謝学

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公開日: 2017-05-10  

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