研究課題
基盤研究(C)
遊離脂肪酸（FFA: free fatty acid）は脂肪毒性を有していると考えられているが、その効果は鎖長と二重結合の数により異なる。本研究では、FFAの組み合わせによる細胞毒性の変化、がん抑制効果、アミノ酸代謝への影響について解析を行った。その結果、FFAの組み合わせにより、細胞内へのFFAの取り込みが変化することで、脂肪毒性が変化すること、また、新たながん抑制効果を示すFFAの組み合わせの一つを見いだした。さらに新たなFFAの作用機構として、アミノ酸代謝への影響を明らかにした。
栄養生化学
