研究課題
基盤研究(C)
栄養学的な観点から被ばく再生医療を捉えなおし、移植した幹細胞を安定に生着させる栄養因子の解明を目的とした。全身に致死的被ばくを与えたマウスに対して、4種類の栄養成分(①海洋ミネラル、②ダイエットゲル、③ケトジェニックダイエット、④静脈栄養用輸液)をそれぞれ経口投与してみた。そのうち、静脈栄養用輸液では被ばく4日後以降の体重減少を緩和化し、かつ生存期間の延長効果が認められた。今後は、被ばくマウスに移植した幹細胞の生着および機能発現への影響を評価していきたく考えている。
緊急被ばく再生医療