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2016 年度 研究成果報告書

乳がん・子宮がん患者を対象にした「書く」ことでのケア:臨床応用をめぐる縦断的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 25510015
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 ケア学
研究機関日本女子大学

研究代表者

門林 道子  日本女子大学, 人間社会学部, 研究員 (70424299)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2017-03-31
キーワード「書く」こと / ケア / クリエィティヴ・ライティング / 筆記療法 / がん / 臨床応用 / 補完療法 / がん体験者
研究成果の概要

「書く」ことがケアとして有効と成り得るのか、臨床応用として乳がん、婦人科がん体験者に行ったセッションプログラムの結果を記述統計やインタビュー調査により考察し、その効果について検討した。プログラムについては「筆記療法」の先行研究や欧州での実態調査をもとに社会学、看護学をはじめとする多領域の研究者で考案し、月に1度6か月間継続した。「書く」ことは、自己を振り返り、内省し、自己肯定感を伴う自己再構築の機会となっていた。さらに、書いたことをグループで話し合うことによって、体験を共有、共感でき、このような場や仲間の存在がまた、がん体験者にとって前向きに生きるための一助となることが明らかになった。

自由記述の分野

ケア学(医療社会学)

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公開日: 2018-03-22  

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