研究課題/領域番号 |
25511011
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研究機関 | 芝浦工業大学 |
研究代表者 |
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | ハーフ / 国際結婚 / 多文化共生 / ハパ / 戦争花嫁 / ハーグ条約 / 国籍法 |
研究実績の概要 |
ハーフ研究の比較研究のためのインプットとして、2014年度は、夏季休暇を利用して、イギリスの大学において、イギリスにおける国際結婚並びに、ミックスの人々へのインタビューを行ったり、文献収集を行い、研究に新たな知見が得られた。また、ハーフの人々へのインテンシブ・インタビューも6件行い、貴重な意見を拝聴することができた。 研究内容のアウトプットとしては、2014年6月に韓国の延世大学で行われたミックスに関する学会でハーフ・コメディアンに関する論文を発表した。11月には、アメリカのDe Paul Universityで行われたCritical Mixed Race Studies Conferenceにおいて、日本のビューティ文化における、白人ハーフモデル中心はなぜなのかに関する論文を発表した。 論文としては、カナダのThe Britich Columbia Universityが出版しているPacific Affairsより、ドキュメンタリー映画HAFUの批評を頼まれ寄稿した。The Japan Timesからも、ハーフの名前の権利に関するインタビューをされ、コメントが掲載された。アメリカのSage出版社より出版されたAsian American SocietyThe Encyclopedia of Human Services and Diversityにおいて、アメリカのミックスの人々に関する章を担当した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
2014年度も、ハーフに関する多くの先行研究資料を収集できた。そして、当事者へのインタビューも多くでき、今後につながるネットワークができつつある。一方、ハーフに関するホームページを立ち上げる予定であったが、まだ達成していないため、広く研究内容を社会に還元するべく、ホームページを作成したい。
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今後の研究の推進方策 |
2015年度も、ハーフや国際結婚の当事者にインタビューを行い、当事者の視点を多く取り入れた論文を作成していく。論文は国内外の学会や学術誌で発表していきたい。ハーフに関する先行研究の資料収集も国内外の研究機関で継続して行っていく、また、現時点で、ハーフに関する論文が、アメリカの出版社より、共著の形で出版予定であるので、その論文作成も続けていく。
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次年度使用額が生じた理由 |
研究に関するホームページを作成する予定であったが、作成に至らなかったため、次年度使用額が生じてしまいました。
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次年度使用額の使用計画 |
ホームページを作成し、予算を適切に執行する。
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