研究課題
基盤研究(C)
植物の成長は重力の大きさによって変化する。表層微小管の配向制御に関わるMAP65-1遺伝子の下胚軸における発現・蓄積をGFP融合遺伝子を導入したシロイヌナズナを用いて解析した。MAP65-1の発現は成長の盛んな胚軸上部で高く、逆に基部では低かった。MAP65-1の5’側領域を段階的に削ったところ、この発現には上流1.1~0.7 kbの領域が重要であることがわかった。遠心過重力環境下での発現変化を解析したが、発現の個体差が大きく、重力の大きさへの応答に関わる発現制御領域は特定できなかった。
植物糖鎖生物学