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2015 年度 研究成果報告書

植物の抗重力反応機構の解明:細胞形態の制御におけるアクチン繊維の役割

研究課題

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研究課題/領域番号 25514005
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 宇宙生命科学
研究機関大阪市立大学

研究代表者

曽我 康一  大阪市立大学, 大学院理学研究科, 准教授 (00336760)

連携研究者 保尊 隆享  大阪市立大学, 大学院理学研究科, 教授 (70135771)
若林 和幸  大阪市立大学, 大学院理学研究科, 准教授 (10220831)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード抗重力反応 / 過重力 / アクチン繊維 / 表層微小管
研究成果の概要

アズキならびにシロイヌナズナ芽ばえを過重力環境下で生育させると、重力が大きくなるにつれて、茎細胞の長軸の長さが減少し、短軸の長さが増加した。両芽ばえのアクチン繊維の動態を解析したところ、過重力環境下では、細胞内に放射状に広がるアクチン繊維の角度が1 g対照とは異なっていた。また、太いアクチン繊維を持つ細胞の割合が過重力処理により増加した。さらに、アクチン繊維を破壊した芽ばえでは、過重力による細胞形態の変化が小さくなった。以上のことから、アクチン繊維の動態変化が、重力による茎細胞の形態制御に関与していると考えられる。

自由記述の分野

宇宙植物学

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公開日: 2017-05-10  

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