研究課題/領域番号 |
25515002
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研究種目 |
基盤研究(C)
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
津田 緩子 九州大学, 大学病院, 助教 (50593795)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 睡眠時無呼吸 |
研究概要 |
本研究の目的の第一段階である舌前方整位装置(TSD)が適応対象となる潜在的な患者数と特徴についての実態を評価するため、睡眠時無呼吸症候群のための口腔内装置(Oral Appliance: OA)の製作目的で研究者が在籍する施設を受診した患者についてOA適応不可能な患者の割合、及びその患者の特徴を評価検討を行った。またこの結果について日本睡眠歯科学会において研究結果の発表を行った。 また次の段階としてダウン症患者を対象としたTSDの治療効果を検討するための研究のため研究計画に関する書類を、研究実施施設である九州大学病院の臨床倫理審査委員会に提出し、平成26年3月18日付にて承認を得た。今後は実際にデータ収集を進める予定である。 さらに研究を実施するための準備として国際学会(アメリカ睡眠歯科学会AADSM、アメリカ睡眠学会APSS、WASM)に参加し、情報収集を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
第一段階であるTSD適応対象となる患者調査については学会発表を行うことができた。 次段階の研究計画については、倫理審査委員会での承認を受けるための手続きに時間を要したため、当初の計画であるデータ取集を該当年度中に始めることができなかった。
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今後の研究の推進方策 |
倫理審査委員会の承認をH26年3月に受けることができたため、今後は研究計画に基づき進めていくことができるものと考えられる。 現在研究被験者を募るために、対象となるダウン症協会の協力のもと、研究に対する説明文書を配布し準備を進めている段階である。
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次年度の研究費の使用計画 |
25年度に購入予定であったデータ記録媒体の購入が必要なかったため。(患者のデータ収集が始められなかったため) 26年度にデータ記録媒体を購入予定
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