本研究で用いたTSD(舌前方整位装置)の適応患者数およびその患者特徴を調査するため、研究者の所属施設を装置治療目的で受診した睡眠時無呼吸患者について評価を行い約2割の患者にTSDの適応があることがわかり、その結果について日本睡眠学会において発表を行った。 続いて、日本ダウン症協会福岡支部の会員に対し同意が得られた10名について睡眠時無呼吸の評価及びTSDの使用効果を検討する研究を行った。研究期間を通じて統計解析に十分な被験者数を収集することができなかったこと、参加者においてTSDを継続使用することができた参加者がいなかったため統計解析には至らなかった。結果については国際学会において発表を行った。
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