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2015 年度 研究成果報告書

福島原発事故避難者の生活再建に向けた学際的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 25516010
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 震災問題と人文学・社会科学
研究機関大阪市立大学

研究代表者

除本 理史  大阪市立大学, 大学院経営学研究科, 教授 (60317906)

研究分担者 片岡 直樹  東京経済大学, 現代法学部, 教授 (60161056)
土井 妙子  金沢大学, 学校教育学類, 教授 (50447661)
連携研究者 尾崎 寛直  東京経済大学, 経済学部, 准教授 (20385131)
根本 志保子  日本大学, 経済学部, 准教授 (70385988)
藤川 賢  明治学院大学, 社会学部, 教授 (80308072)
堀畑 まなみ  桜美林大学, 総合科学系, 准教授 (40348488)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード福島原発事故賠償 / 生活再建 / 賠償格差 / 住民の分断 / 不均等な復興
研究成果の概要

本研究では、政府や東京電力による福島原発事故賠償と、被害当事者の被害認識のズレを多面的に明らかにしてきた。とくに重大な問題は、原発事故を受けて設定された避難指示区域などの「線引き」が被害実態とずれていることである。区域の違いが必ずしも放射能汚染の実情に対応していないために、区域間の賠償格差と、放射能汚染の濃淡とが絡み合って、住民の間に分断をもたらしている。
また復興政策と被害当事者の生活再建のズレについても、川内村の事例などから実証的に明らかにした。とくに医療、教育など復旧が遅れたインフラへの依存度が大きい人は、戻ることができない。復興政策の影響は地域・業種・個人等の間で不均等にあらわれる。

自由記述の分野

環境政策論、環境経済学

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公開日: 2017-05-10  

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