研究課題/領域番号 |
25516020
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
震災問題と人文学・社会科学
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
金森 絵里 立命館大学, 経営学部, 教授 (70330016)
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研究分担者 |
兵藤 友博 立命館大学, 経営学部, 教授 (20278477)
小久保 みどり 立命館大学, 経営学部, 教授 (30234735)
中瀬 哲史 大阪市立大学, 大学院経営学研究科, 教授 (40274352)
佐野 正博 明治大学, 経営学部, 教授 (70206001)
山崎 文徳 立命館大学, 経営学部, 准教授 (70411204)
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研究協力者 |
慈道 裕治 立命館大学, 政策科学部, 名誉教授 (80066703)
横田 陽子 立命館大学, 生存学研究センター, 客員研究員
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 原子力発電 / エネルギー政策 / 会計制度 / 政策史 / 技術史 / 経営史 / 組織論 / 社会的受容 |
研究成果の概要 |
本研究では福島第一原発事故がなぜ起こってしまったのかを領域横断的に分析し,以下の点を明らかにした。1.被爆国日本が原子力を社会的に受容したのは夢のエネルギーだという考え方が浸透していたからである。2.原子力政策は日本学術会議などの議論を十分に反映しなかった。3.大型化・連続化による経済性追求が安全性軽視につながった。4.歴史的に形成された「国家との戦い」「企業を護る」という意識と経営行動が事故につながった。5.緊急時における組織的対応が不十分だった。6.原発は総括原価方式のもとで電力会社経営を安定化したが,事故やバックエンドのコスト議論は自主的自律的におこなわれなかった。
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自由記述の分野 |
会計学
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