研究課題
基盤研究(C)
本研究は,現代日本の官僚制がどのような形で政策活動を展開しているかを,数量的な形で把握することを試みた.とりわけ,2000年代の省庁再編以降,中央府省庁がどのような形で政策を立案し,実行しているのか,その変化はどのようなものかが研究の焦点であった.研究の結果,政策の立案において,内閣官房のウエイトが大きく高まりつつあるが,個別省庁によるそれが停滞したわけではないこと,政権によってそうしたウエイトには大きな違いがあること等が解明された.
行政学