不揮発性メモリ技術が急速に進んでおり、不揮発性メモリを主記憶とするコンピュータの登場も想定されるようになっている。主記憶の不揮発性化は、ハードウェアだけでなく、ソフトウェア、特にOSやミドルウェアにも抜本的な変化をもたらす。しかし、それを想定した研究は皆無といっていい。本研究は主記憶等に不揮発性メモリを利用したコンピュータにおける、ソフトウェアへの影響を調査・評価していく。OSやミドルウェアを中心に主記憶の不揮発化で不要となる技術、逆に有効になる技術を調べていく。そして不揮発性メモリを想定した新しいデータ管理記述及びトランザクション手法を明らかにする。
|