単一のデータ基盤上に複数のデータベースが混在するデータ基盤のコア技術を創出することを目指し、データモデルやアルゴリズム等のコア技術と既存DBMSを用いた仮想的なプロトタイプを構築し、目指すデータ基盤の概念を検証する。 フラットファイルをアクセス方法とし、パタンマッチを唯一の操作とするシステムにより、関係代数が模倣できることを示した。これにより、検索という簡単な仕組みで、パワフルなデータ操作体系である関係代数が模倣できる。また、データの一貫性の保証しつつ、複数クエリを同時処理する。さらに、効率向上のため分散処理におけるクエリの一貫性を保つ手法を提案し、国際会議で発表した。
|