2016 年度研究成果報告書

音楽の進化心理学：事象関連電位研究

研究課題

研究課題/領域番号	25540052
研究種目	挑戦的萌芽研究
配分区分	基金
研究分野	認知科学
研究機関	新潟大学
研究代表者	伊藤浩介新潟大学, 脳研究所, 助教 (30345516)
研究協力者	中村克樹鴻池菜保禰占雅史中田力
研究期間 (年度)	2013-04-01 – 2017-03-31
キーワード	音楽 / 言語 / 進化 / 脳 / 事象関連電位 / 聴覚誘発電位
研究成果の概要	"No music, no life" などいう言葉があるが、言語や他の高次脳機能と異なり明らかな適応的意義の見当たらない音楽が、何故どのように進化したのかは不明である。本研究は、霊長類における音楽の進化を調べるために、頭皮上誘発電位（ERP）記録というこの研究分野において新しい方法論を導入し有用性を検討した。様々な音刺激に対するERPをヒトとサルで比較したところ、聴覚野においける音処理の時間スケールがヒトにおいて延長していることを示唆する結果が得られた。
自由記述の分野	脳科学